潰瘍性大腸炎になると一番困るのが食生活だ。
個人的に助かったのが、自分が好きなものがあまり制限にかからなかったことだ。
具体的には寿司とか。
まぁ人に言わせれば寿司も制限にかかるのだろうが。
あと助かった食材がリンゴ。
リンゴは割と食べていい食材の方になっている。
リンゴには水溶性食物繊維もほどほど含まれているしね。
潰瘍性大腸炎の本とかには、「食物繊維を多量に摂取するのは控えましょう」とよく書かれている。
が、あれは怪しんでいて、確かに再燃期とか病状が悪い時に食物繊維を摂ってしまうと、悪化してしまうかもしれないが、普段の食事では腸の健康維持のために食物繊維はしっかりとるべきなんじゃないかと思う。
ともかくリンゴは食べていい部類の方に入っている。
実は俺の姉も潰瘍性大腸炎なのだが、姉ともリンゴは大丈夫だよねという話をしている。
あとバナナね。バナナ良いよ。おすすめ。栄養価高いし。
話を戻すと、リンゴは割と良い食材なので食べても大丈夫ということ。
しかしここで問題が出てくる。
リンゴは皮を剥くのが非常に面倒だということだ。
リンゴの皮にも栄養はあるのだろうから、そのまま切って食べても問題は恐らくないとは思う。
ただ流石に消化に悪そうなので、今のところ剥いて食べることにしている。
で、最初の頃は不器用に包丁を使って食べていたのだが、いよいよイヤになってしまい、リンゴを食べるのが億劫になってきた。
こうなると良くないと思い、インターネットで調べて何とか速くリンゴの皮を剥く方法が無いかを調べた。
世の中には同じような悩みを持っている人はいるものなので、ネットで調べれば大体答えを教えてくれる。
やっぱりグーグル先生は偉大だな。
さてグーグル先生で調べて得られた知見としては、
「ピーラーで剥く」というものだった。
おぉ!確かに!思えば皮を剥くといえば、ピーラーじゃないか!
なぜ今まで気が付かなかったのか!
早速ピーラーを使って皮を剥いてみることに。
これが恐ろしく速い。
今までは1個のリンゴに恐らく4分ほど格闘していたのが、なんと1分ほどで剥けるようになった。
ビバ!ピーラー!
こうなるとリンゴを食べるのも面倒でなくなる。
今まで1個剥いていた時間で2個剥ける。
ライフハック、サイコー。
因みにその後東急ハンズで皮むき器なるものを見付けたが、確かに簡単に剥けそうな感じはあったが、食材の形を選びそうな感じがしたので購入は控えた。
さらにリンゴをピーラーで皮剥くことで副次的効果が付いてきた。
それは口当たりが良いことだ。
今までは包丁で不器用に剥いていたので、食べるときにガタガタしていたのだが、ピーラーで剥くことにより、非常に滑らかに剥くことができるようになった。
結果食べた時の口当たりがいいのだ。
なんだ、ピーラーの方が100倍良いじゃないか。
そんなわけで職場でも話してみると、「えー、やっぱり包丁でしょ」と言われる。
ピーラーだと手が滑って手とかをざっくり切ってしまうようなイメージがあるようだ。
俺のやり方としては、右手に鉛筆を持つようにピーラーを構え、左手でリンゴを回りしていくので、手が滑ってもピーラーでケガする恐れはほぼ無い。
それでも世間のリンゴの皮剥きに対する包丁派の意見は根強いようで、ピーラーの話をしたら「不器用だからでしょー」と笑われもした。遺憾なり。
俺自身はリンゴはピーラーで剥いた方が速いし美味しいので、今後もピーラーで剥いていく。
これを読んだ方はぜひ試してほしい。そしてみんなリンゴを食べよう。