【知識検定】知識検定を受けたら、めちゃくちゃ良かった件

知識検定って何?

今週の日曜日に「知識検定」を受けた。

詳細は下のリンクを見てくれ。

www.kentei-uketsuke.com

 

10のジャンルから色々な問題が出てきて、それをどれくらい解けるかを試すのが知識検定。

ジャンルは「ことば」「地理・歴史」「政治・経済」「社会」「国際」「自然科学」「生活」「スポーツ」「芸術」「カルチャー」の10個。

やや社会寄りな感じもあるが、まぁそんなもんだろう。

 

今回が第2回ということなので、まだ1級と2級しかない。

そして恐るべきは、その級の分け方である。

 

2級は1ジャンル25問の計250問を80分で解く。

推奨年齢としては、中学校卒業からだそうだ。解いていないので断定はできないが、ちょっと受けてみようかなと言う人なら、こちらの方が良いだろう。

 

問題は1級である。私もせっかくなのでこちらを受けた。

1級は1ジャンル100問の計1000問を300分で解く。

試験時間は10:40~15:40のノンストップ5時間である。

ヒャッハー。狂ってるぜー(誉め言葉)

途中退出もできたけどね!

 

受けた感想

渋谷 is 怖い

そんな感じで知識検定を受けてきた。

私の会場は渋谷だったので、久々の田園都市線で会場に向かうことに。

 

田園都市線は学生の頃に使っていたので、乗るたびにノスタルジーな思いになるのだが、最近は駅の開発が進んできたので、「あぁ、あの頃はこうだったなぁ…」と感じることがますます多くなっている。

溝の口で多くの人が乗り換えて、二子玉川では全然人が下りなかったところが一番変化を感じたところかな。

 

渋谷駅に着いたところで一つ問題があった。

目的のハチ公口に正しくたどり着けるかが怪しかったのだ

受験票には地上に出たところから会場までの地図はあったんだけど、新宿とか渋谷とかって目的の地上口に出るまでの方が勝負なんよね

「渋谷駅から徒歩5分」っていうのは嘘じゃないけど、そもそも地上に出るまでに5分くらいかかるんじゃね

おろおろしつつもハチ公口に無事出て、会場へ行けた。

 

会場はいくつかの部屋があり、それぞれ100人程度が入れる部屋であった。

4部屋あったので、1級と2級で大体400~500人くらいが受けていたんじゃないかな。

東京の会場は他にもあったので、他の地域と合わせても知識検定は1500~2000人くらいが受けていると思う

 

出題範囲が広すぎ!

テストは4択式なのでマークシートで、解答用紙は全部で4枚。

正直、解答用紙だけ見た時は覚悟はしていたが、問題数の多さに少し後悔もした。

 

いよいよスタートであるが、本当に問題が多い。そしてバラエティに富んでいる

 

『「軍事〇〇〇〇」の略称は何か』とか

『かつて〇〇〇〇と呼ばれる〇〇〇〇政策をとっていた国はどこか』とか

堅苦しい問題がある一方で、

 

『お寿司の〇〇に使われる魚は何か』とか

『次のうち、正方形にならないのはどれか』など

面白い問題もある。多分、「生活」ジャンルの問題じゃないかな。

 

1000問あったけど飽きはこなかった。

10ジャンルあるけど、ジャンルごとに並んでるわけではなく、ランダムで並んでいるので、「〇〇主義」の問題の後とかに「お寿司」の問題とかが来るとギャップで笑える部分もあった。

 

問題の難易度だが個人的には割と高いかなと思った。

「まぁ常識かな」と言えるレベルから、「知らねぇよ~!」というレベルまであり、普通の大人の人でも解くのは難しい。

 

ただ一つ一つの問題が極端に難しいわけではなく、網羅的に知っていないといけないのがしんどいところ。その点が、全体のレベルを上げている。

『次の作家のうち〇〇を受賞していなのは誰か』と

『〇〇というキャラクターが登場するゲームシリーズは何か』と

『18世紀に「〇〇〇〇」を著し、〇〇政策の危険性を訴えた人物は誰か』を

同列の問題で出してくるからね。

 

時間と体力と精神力の勝負

問題レベルが高いのもそうだが、今回の敵はそれだけではない。

300分1000問という尋常ではない量の問題数である。

 

単純計算で

1時間で200問

30分で100問

3分で10問

18秒で1問である

 

実際にやってみると18秒はほどほど時間があるので、淡々とやっていけば何とかなるが、ちんたらやっていると全く間に合わない時間である。

最初の方は時間を結構気にしながらやっていたが、1時間経った当たりでは200問を少し超えたくらいだったので、そこからは少しスピードを上げた。

最終的に終えた時は4時間ちょっとだったので、時間的には問題なかったが、まぁゆっくり解けるテストではない。

 

しかし時間以上に苦しかったのが集中力である。

最終的に4時間ちょっとで終わったが、そこまでノンストップで問題を解き続けるわけである。

テストを久々に受ける大人には、マジでしんどい。

 

しかも分かる問題が多かったらそんなに気にならないだろうけど、半分くらいは分からん問題が出てくる

私の場合4時間中2時間は「分からん」状態なわけだ。そこで集中力をもたせるのは至難の業である。

今日パラパラと復習していたら、700~800番台で間違っている問題を発見して、「うおーなんで―間違えたー」と思いつつ、テスト中だとマジでしんどい時間帯なんだよね。

 

因みに隣に座っていた学生さんたちは3時間くらいで出ていったので、多分ガチのクイズプレイヤーではないか。

 

無知の知」を得る

そんなこんなで大変だった知識検定だが、結果を振り返れば、たぶん合格はしていない。

合格していたら、よっぽど運が良い時。それくらい分からない問題が多かった。

 

しかし解いている最中に思ったのが、「世の中には、こんなに知っていそうで知らないことがあったのか」ということ。

解きながら「これは答えは何なんだろう」とか「うわー、知りてー」と思うことがたくさんあった。

これからちゃんと復習していくけど、終わった時にはさらに知識の幅が広がって、世界が違って見えるだろう。なので合否以上に得るものがあったんじゃないかな。

 

そんなわけで知識検定面白いから、次回はみんなも受けてみよう!

 

(2020年4月24日更新)

tohruyoshino.hatenablog.com

 

おまけ

知識検定を受ける人は謎解きも好きな気がする

tohruyoshino.hatenablog.com

 

俺がなんで知識検定を知ったかと言うと、QuizKnockの動画からなので見てみてね。

QuizKnockも楽しいので、みんな登録しよう(布教)


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