最近、マクドナルドに「モバイルオーダー」というのができた。
あらかじめスマホで注文しておき、店に着いたら、「店舗に着きました」と押すだけで、店内にオーダーが入る仕組みだ。支払いもクレジットカードでできるので、店員とのやりとりが無く、注文が出てくる。
実際にやってみると分かるが、かなり時間の短縮になる。特に昼時で店にお客さんがずらーっと並んでいる時とか。合法的に横入りしているようなものだから、「フヒヒ、サーセン」という感じで受け取ることができる。
あとファミマにはセルフレジができた。
自分で商品のバーコードを読み取らせ、クレカなり交通系ICなり何とかペイで払うなりするシステムだ。
今日も買い物をしたが、俺が店に入った時に丁度レジで商品を出したお客さんがいたが、俺が商品を選んで、セルフレジ通すまでにずっとレジにいた。それくらいセルフレジは速い。
あと近くのスーパーも セルフレジになった。商品をスキャンするところは店員さんがやってくれるが、支払いは自分で行うというものだ。
殆ど手順が減ってないような気もするが、意外にも前よりもスピーディに流れていく。
これらをもう少し詳しく見ると、商品を買うプロセスは以下のようになる。
- 商品を選ぶ
- 商品をスキャンする
- 支払いをする
- 商品を袋詰めする
マックは1~4のプロセスを全てレジで店員が行っている。スーパーは2と3だけだが、量が多いので膨大な時間がかかる。コンビニは2~4だな。
で、今回のモバイルオーダーやセルフレジを使うと、マックでは4のみ店員が行う。スーパーは2のみ。コンビニでは、なんと全ての手順が店員から離れる。
本来、レジ打ちとかは超特殊技能が必要なわけではない。だからこそバイトやパートの人ができるわけで。つまり誰でもある程度はできるのだ。
それをわざわざ店員が丁寧に全てをやっていたから、今までは時間がかかっていた。絶対に必要なプロセス以外を客に委ねたことで時間が短縮されている。
これは教室でも結構やりがちなことだ。子供にやらせればいいのに、なぜかわざわざ教員が準備してしまうことがある。子供は任せればやりたがるし、そこそこのクオリティで仕上げる。
重要なのは、この「そこそこのクオリティ」で妥協できるかどうか。セルフレジとかは自分でやるから納得しやすいんだけどね。
しかし、この「そこそこのクオリティ」で納得できるようになれば、多くのことが大幅に短縮されるのだがなぁ…