教員の反撃

読売新聞にこんな記事が出た。

 

www.yomiuri.co.jp

 

タイトルだけ見ると、「あー、校内暴力の記事かー」という感じ。

でもよく考えると、指導して逆切れされるというのは、学校ならわりとよくあることだと思う。

 

この記事が取り上げられた理由は、

愛知県警中村署は13日、担任教諭を暴行し、負傷させたとして、名古屋市中村区の男子中学生(14)を傷害容疑で逮捕した。

 この部分のせいだと思う。

校内暴力の結果、逮捕されてるんだよね。

これって、結構すごいことじゃないかなと思っている。

 

というのも教員の世界では、子供から何かされても基本は黙っているんだよね。

そういう子だから仕方ないとか、その子のためにならないとか言って、結局何もしないんだよね。

 

ところが、今回は逮捕にまで至った。

その理由がこれだ。

 女性教諭が同日午後5時頃、同署に被害届を出した。 

 

そりゃ、当たり前なんだよ。被害届が出されたから、警察が入って、逮捕された。

普通の生活なら当たり前なんだけど、これって教員の世界だとすごいよ。

 

こういう時って普通は泣き寝入りだよ。

知り合いの教員に生徒に叩かれて、眼鏡を壊された人がいたけど、そういうのも弁償なんて請求できないもん。

 

周りの教員にも止められたんじゃないかな。

管理職に言ったら100%止められるだろうし。

自分一人で行ったのかなー。

 

どちらにしろ、この記事はすごいよ。

これが出たからといって、何が変わるかといえば大して変わらないと思うけど、でも常識を崩す第一歩な気がする。