【臨時休校】休校になった学校で教員は何をしていたのか教える【コロナショック】

臨時休校までの経緯

コロナショックで臨時休校になったが、現場の雰囲気はこんな感じだった。
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基本的にホワイトな環境

臨時休校になってからと言えば、圧倒的にホワイト環境になった

 

次の日がやれるから大丈夫だろうという空気と、

実際にそれができる時間が与えられたので、急いで仕事をすることが少なくなった

 

うちの学校の面白いところは、

かなり仕事熱心なわりに、みんな休みたがるところだ

普段であれば夜の8時、9時まで平気で多くの人がいる環境だが、

こういう時には時差出勤をしたり、年休をちゃんと使い切ろうとガンガン休んだりする。

 

今考えると理由が分かるのだが、うちの学校は大規模校なので

職員にしろ学年だけにしろ、全員が集まるのは結構難しかった。

 

そのため普段も打ち合わせをする時も「○曜日にしよう」とか、

時間設定をする文化が根付いていた。

逆に言えば、それ以外の時間はフリーだよというのが暗黙の了解であった。

 

勿論、そうじゃない打ち合わせとかの場合もあるのだが、

基本的に「自分に関わる会議設定がされていなければ、完全フリー」という考えがあったので、

休むことに関してかなり寛容な雰囲気であった

 

因みに職員同士の仲が良かったので、

昼休憩にはバスケやサッカー、野球などで遊んでいた

ベテランの女性とかもノックを受けて楽しんでいるんだぜ。サイコーの職場だろ?

 

3月の業務

最近、「臨時休校になって教員は暇になったんだから、給料下げろ!」などという

荒唐無稽なクレームが来ているなんて話も聞いたが、

授業が無くなったくらいで教員は暇にならない

 

特に3月、4月というのは激務ともいうべき月であり、

なんなら3月は授業が無いくらいでちょうどよかった

 

特に吉野は6年生の担任だったので、やるべきことは山積みであった。

ざっと思い出してみても、こんな感じ。

 

【成績関係】

  • 通知表の所見(通常、総合、道徳、外国語)の作成
  • 通知表の成績を作成
  • 3学期出欠席の確認・通知表への記載
  • 通知表の印刷→完成
  • 要録の所見・成績の作成
  • 要録の行動記録などの項目の記載→完成

【卒業関係】

  • 卒業式の実施方法の検討
  • 台本の作り直し
  • 関係者で台本の打ち合わせ
  • 新しい台本を関係児童に連絡
  • 児童への指導事項の検討
  • 予行練習

【引継ぎ関係】

  • 中学の先生への引継ぎ、打ち合わせ
  • 後日、クラス分けの確認
  • 中学受験組の抄本や保険書類の作成
  • 送付手続き
  • (他学年は学級編成)

【校務関係】

  • 校内研究紀要のページ作成
  • 紀要のチェック
  • 他校への送付手続き
  • 行事の引継ぎ事項、実施案の作成
  • 年間授業計画の作成
  • 教室の清掃
  • 親睦会の会計管理
  • (異動の準備)

 

これは思い出した分をざーっと書いただけで、まだまだあるし、

「卒業式の実施方法の検討」とかは、今年度は何回も変更になったので、

かなり細かく行った。

担当者が一番大変だっただろうに。

 

平時は授業があり、1日の8、9割の業務時間がそこに割かれる上で

先程の業務をこなすのだから、そりゃー時間は足りない。残業必至。

 

6年生だから特に忙しいというのは明らかにあったが、

別段、授業が無いからと言って暇ではない

 

そういえば家で見ていられない児童の預かりもあったが、

職員の数が多いので、殆どシフトは回ってこなかった。

 

また預かり条件を厳しくしたため、児童は20人程度になったので、

そんなに負担は無かった。

 

Twitterなどで見ていると、

「預かるのは低学年児童だから、低学年の担任が面倒を見ろ」

という学校もあったそうだが、

なんでわざわざ自分たちの首を絞めるのか分からない

お前、それ低学年の担任になったら言えるの?

 

因みにうちの学校では、打ち合わせで低学年の先生が

「低学年の担任で回しますか?」と恐る恐る聞いていたところ、

「何言ってんだ?全員で回すに決まっているだろ」という感じだった。

 

やれない仕事 やりたい仕事

3月はホワイト環境であったが、この頃常々言われていてたのが、

「この期間を少しでも4月に持っていきたい」 

ということだ。

 

新学期は基本的に4月6日からスタートする。

そのため今年のカレンダーで行くと、

準備期間は4月の1,2,3日のわずか3日である。 

 

3日しかない年は往々にしてあるのだが、

だから慣れているだろうとか大変ではないという話ではない

3日間だと、いつも激動である。

 

なんか打ち合わせとか決めることが多すぎて、

「え、あの打ち合わせ今日やったんだっけ?昨日じゃなかった?」とか

認知にバグを起こすくらい目まぐるしい状況になる

なので可能な限り、4月の仕事を前倒しでやりたいが、そうもいかない。

 

理由の1つ目が新年度の学年が分からないことだ。

来年度の人事は今年度の業務が終わった時に発表される。まぁ3月25日あたりだ。

新年度の学年が分からなければ準備のしようが無い。

 

そのまま持ち上がりが確定している学校とかは準備ができるかもしれないが、

最近は1年ごとにクラス替えをする学校も多いので、概ね準備はできない。

 

今年に関しては、稀に人事を早めに発表して準備をさせる管理職もいたようだが、

あまり効果は上がらないような気がする。

 

それが理由の2つ目なのだが、異動者の存在である。

新年度で一番重要な仕事はどのクラスを担任するかだ。

理由1にも通じるが、結局自分がどのクラスを持つか分からなければ、

仕事は進まないのが現状である。

 

それに対して、異動者は4月1日から来る。

一部の業務はある程度できるとしても、

殆どの業務は異動者が来るまでストップせざる得ない。

 

毎年、学年の発表が決まった時点で

  • 名簿の作成
  • 名前シール作り
  • 学年だよりの作成

くらいはやっていたが、それ以外は実際進められない。

なので4月が忙しいことは分かっていても、

人事の関係で仕事の前倒しができないのだ。

 

そして新天地へ

吉野は今回異動だったので、3月中に異動の準備を進め、

来年度の人事が発表される頃にはすぐに異動できる状態になっていたが、

普通だったら難しかったかもしれない。

 

異動先では相変わらず臨時休校であるが、

それはそれでまた大変なので、そのことは後日書くことにする。

今日はここまで。