【潰瘍性大腸炎】お腹の調子を整える 5日目【調整】

 

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食事

朝 バナナ 納豆 野菜ジュース 青汁

昼 うどん

夜 バナナケーキ

 

朝はいつも通り。昼もうどんを食べる。

 

夜は潰瘍性大腸炎漫画『腸よ鼻よ』で紹介されていた、簡単でお腹に優しいバナナケーキ作ってみた。

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確かに美味しいが、美味しいので逆にお腹への負担に不安が残った。

この作者のことだから、まぁ大丈夫だろう。

腸よ鼻よ 01

腸よ鼻よ 01

  • 作者:島袋 全優
  • 発売日: 2019/09/13
  • メディア: 単行本
 

 

便の様子や体調

朝に1回。

普通の量で固形に近いが、少し柔らかめ。

 

お腹への安心感がまだ足りないので、もう少ししっかりした便になってほしい。

便数も減っているので調子は上向きではあると思う。

 

一方でお腹がコロコロ鳴って、おならが出るときとかがあるので、まだ腸内環境が整っていない感じもある。

 

今後の方針

ひとまず、うどん生活を継続。

うどんが嫌いじゃなくてよかったー。

 

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【潰瘍性大腸炎】お腹の調子を整える 4日目【調整】

 

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最近、FF7REMAKEを夜にやってしまい、夜の更新がおろそかになる…

 

食事

朝 バナナ 納豆 野菜ジュース 青汁

昼 温玉うどん

夜 温玉うどん

 

朝はいつも通りの食事を摂る。

 

昼夜は温玉うどん。調子にのって温玉にしたが、卵で脂質を摂りすぎたかもしれない…?

潰瘍性大腸炎で、体調が悪い時に脂質は抑えるべき栄養素だ。

しっぺ返しがこないと良いが。

 

便の様子や体調

便の様子はこんな感じ。

起きてすぐ:量はほどほど やわらかめ

夕方くらい:量は朝と同じくらい 柔らかくて下痢に近い感じ

 

もしかしたら雑炊の鶏が負担をかけていたか。

まだまだ食べるのは控えた方が良いかもしれない。

 

食事後1時間くらいしてから、お腹が少し重い感じがする。

胃袋が大きくなって、横行結腸を圧迫しているのかな?

ズーンと負荷をかけているような感じがする。

 

今後の方針

まだ体に負担をかける食材があるようだ。

肉とか腸に負担になりやすい食材は控えた方がいいだろう。

 

他のうどんとかは、固形になろうという感じが見られるので、摂取しても構わないかな。

あと運動不足で体調が良くないような気もするので、負担にならない程度に体を動かした方が良さそうだ。

 

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【教員】「びっくり人事」で得をする人は誰もいないのでは【人事】

Twitterでこんなつぶやきを見付け、面白かったので拾ってきた。

 

 

人事は謎だし、結構悩む

以前の校長は人事で割と悩む人であった。

ここ最近は年齢もあってか決断力が落ちてきたように思え、人事はますます悩んでいる様子が見られた。

 

3月になると頼れるベテランの先生に何回も相談して、職員室での様子やそのベテランの先生の見立てを考慮した上で人事を決めていた。

職員室では、そのベテランの先生からこそっと聞いた情報が出回ったり、そもそも校長から来年度の人事の指名があったりで、発表までに人事予想で盛り上がる。3月は今年度の振り返りやら人事予想の話題で3回は飲みに行ける

 

そもそも人事の決め方は校長によってかなり違う。

以前の校長は3学期の面談の際に来年度の希望を聞き、それと照らし合わせて人事を作っていくという形であった。

校長によっては希望などは全く聞かず、相談も無く3月25日にハイっといきなり出すケースもあるらしい。こわっ。

 

希望を聞いてくれるからと言って、もちろん希望が通るわけではない。

都合上、全く希望していないところに配置になる場合も多い。

そもそも誰も希望しない学年もあり、結局そこを誰かがやるしかないから、全員の希望を聞くのは無理なわけだ

 

じゃあ希望が通りやすい人はどんな人かと言えば、こんな感じ。

  • 校務の要職に就いている人
  • 家庭的に配慮が必要な人
  • ベテランの人

 

上の2項目は分かりやすいかもしれないが、ベテランの人はなぜ希望が通りやすいのか。

それは後半に述べるとして、びっくり人事をするとどうなるかを少し見ていきたい。

 

びっくり人事の良いケース

自分の後輩がびっくり人事になったケースである。

後輩は当時3年目の若手教員だった。

 

2年生でスタートし、次の年に1年生をもっていた。

若手ながら学級経営は上手く、2年間とも良い感じで終えることができた。

 

3年目に6年生の抜擢である。

経験が浅く、しかも1年生をやった次の年に6年生である。

発表時には職員室中で「おぉ…」と声が出たし、校長も苦笑いだったので、思惑は分からないが何か悩ましい決断があったようだ。

 

 

その年は本人の頑張りがあり、良い形で卒業生を送り出し、学級運営を終えることができた。

その後後輩は次の年から色々な部分でめきめきと頭角を現し、校内でも若手のエースになっていった。

 

びっくり人事の良くないケース

違うケースでは、主任クラスの女性の先生であった。

前年度が1年生でそのまま2年生に持ち上がると思われていたが、5年生に配置。

 

 

1学期の終わりくらいから少しずつクラスが落ち着かない雰囲気になっていき、2学期くらいからはどうにも崩れてしまった。

その先生も次の年はちゃんと良い学級経営をし、さらに次の年は卒業生を送り出していた。

 

2つのケースの差

2つのケースで何が違ったかと言えば、子供との相性と経験年数の2つではないか。

 

教員も人間なので児童との相性というものが必ずある。

その先生に合わない子がいる一方で、その先生とすごく合う子もいる。

 

高学年になってくると、今まで先生のやり方に慣れている部分があり、子供は自分との合う合わないが何となく分かってくるようだ。

そこで唐突にやり方が変化した時に、子供が対応できるかという問題がある。

 

どちらの先生も相性は悪くなかったと思うが、上手くいかなかったケースの時は子供との感性などが微妙にズレてしまったのが、修正できなかったのかなと思う。

 

2つ目が経験年数である。

教員は経験豊かな方が有利かと言えば、そうでもないことも多い。

特にびっくり人事の場合は、経験年数が多いベテランの方がダメージが大きい。

 

ベテランになってくると、良くも悪くも自分のやり方・スタイルができあがってくる。

給食とか掃除とか当番活動なんかは、まさにそれが出てくる。

 

逆に若手は経験値が無い分、まっさらな状態で対応する。

何か問題が起きると、体当たりでそれに対応していく。

 

しかも若手の方が往々にして時間が使える。

経験年数と自分の時間は少し関係があり、要は若手は自分のために使える時間が多く、中堅~ベテランになるといわゆる”子育て世代”になってくるので、使える時間が少なくなってくる。

 

上手くいったケースの後輩は、毎日かなり遅くまで残って教材研究をしていた。

上手くいかなったケースの先生も教材研究は熱心にしていたが、どうしても時間は足りなかったように思える。

 

ベテランにびっくり人事をされると、時間が少ない中で今までの自分を変革し再構築するという通常より大きなエネルギーが必要になる

そういう意味では若手の方がびっくり人事に対応しやすい。

 

びっくり人事の弊害

仮に高学年を歴任しているベテラン主任のA先生を1年生の学年主任にしたらどうなるか。

結論は多分しっかりとできるが、大変になると思われる

 

色々な人に聞いているが、流石にベテランと呼ばれる年頃になってくると、やったことが無い学年というのは無いようだ。

そのためベテランA先生の力量であれば、昔やった経験なども含め、1年生の担任をするのは可能だろう。

しかしA先生の疲労度は全く異なるものになる

 

まず低学年と高学年では子供の発達段階が大きく異なるので、対応も全く違うものになり、これが負担になる。

日々の対応で少しずつ自分を修正しなくてはいけない。

 

また高学年を何回もやっていると、高学年の学習内容や教科と行事の関連性など1年間の流れがある程度把握できていたはず。

それが久しぶりの1年生では思い出しながらやらなくてはいけなくなる

学年として何か抜けが出る可能性が高いし、学年の他の先生がそれをカバーリングできるかも分からない。

 

つまりA先生の個人的な負担は増えるし、学年運営が滞る可能性がある

 

また高学年を何回もしていたということは、逆に言えば5年か6年のどちらかはA先生に任せておけばいいという流れがあったかもしれない

A先生が抜けるので、学校としてその点をちゃんとケアしなくてはならない。

 

なので個人の点からも組織の点からも、特にベテランのびっくり人事は弊害の方が大きいような気がする

 

組織から見たびっくり人事

A先生を例に考えても、組織から見るとびっくり人事はリスクでしかない

円滑な運営をするならば、経験者を置いた方が全体としては圧倒的に良いはずだ。

 

じゃあ経験者だけを配置しておくとどうなるかと言えば、異動がネックになる。

その人も何年かすれば、異動でいなくなってしまう可能性が高い。

そのため変化させないのも実はリスクを負うことになる

 

以前、1~4年まで同じ先生が担任をし、5年になったら突然崩れたケースがあった。

あれは5年の先生がというより、1~4年まで担任が変化しなかったので、子供のがそのやり方に慣れきってしまい、5年での変化についていけなかったというのが正しいだろう。

 

つまり理想的な運営としては、前任者が後任者と1度組んでから後任者に任せていくというのが一番だ

よくあるのが半分だけ持ち上がりの先生で、半分は新しい先生のように。

そして教務主任とか校内組織の中心にあるようなところは、びっくり人事をするにはリスクが高い。

 

リスクの取り方

変化させることもリスク、させないこともリスクであるなら、どうしたらいいか。

 

ぶっちゃけ教員人事においては、すべてにリスクがある

これは教員だけに限らないかもしれないが、まぁ教員の場合は1年ごとにそのリスクを背負う必要があるということで。

なのでリスクのコントロール、リスクの取り方が大事になってくる。

 

前述の2つのケースで共通していたことがある。

それは学年の他の学級が安定していて、学年としては安定していたことだ。

 

以前、一緒の組んでいた学年主任のクラスが荒れてしまったことがあった。

しかし他のクラスが安定していたので学年としては全く問題は無かった。

 

つまり組織においては、局所的にリスクをとり、全体の安定と新陳代謝を図るのが一番良いのであろう

全体のバランスが大きく崩れてしまうようなリスクの取り方はマネジメント上、良くないし、個人にとっても良いものではない。

「びっくり」はするけれど「組織上何とかなる」というのが前提で組み立てないといけない

 

若手の頃はこういうことはあまり考えなかったが、昔よりは学校全体のことが考えれるようになったんだなー。 

自分はまだまだ中堅程度だから、そういうリスクの取られ方をするのかもしれない。

【潰瘍性大腸炎】お腹の調子を整える 3日目【調整】

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昨日更新をしていなかった。

食事

朝 バナナ 野菜ジュース 豆乳紅茶

昼 うどん 豆乳ココア

夜 鶏卵雑炊

 

朝の時点ではとりあえずいつも通りの食事を摂る。

 

昼は体調がそんなに悪そうな感じを受けなかったので、消化に良いうどんを1玉だけ食べる。

お腹が空いていたので嬉しい。

絶食していると、その後食べたものの味がとても鮮やかに伝わってくる。

空腹は最高のスパイスとはよく言ったものだ。

 

夜も消化の良い鶏卵雑炊を食べる。

鶏はささみ。量はそんなに多くないけど、やっぱりうれしい。

 

便の様子や体調

便については

 

朝~昼:固形のものがほんの少し。

 夕方:通常の便がでる。少量でやや細め。

 

2回あったが、1回目は殆ど無いに等しい量だった。

 

2回目は少量であったが通常の形の便が出た。

タイミング的に前々日の夜と前日の朝に食べたバナナの分と思われる。

しかしバナナ2本分と考えるとやや多い気もしたので、腸の中にはそれ以前の内容物がまだ残っていたのかな。

 

形自体はしっかりしていたので、前日の便と合わせて考えると、こちらが思っているより腸の状態は悪くないのかもしれない。

そんなわけで昨日の昼と夜は消化の良いものを食べる方向にシフトしてみた。

 

今後の方針

朝はいつも通り、バナナや野菜ジュースで済ませる。

昼と夜は消化の良いものを少量食べてみようと思う。

 

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【潰瘍性大腸炎】お腹の調子を整える 2日目【調整】

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 昨日から調整に入った。

 

食事

朝 バナナ1本 野菜ジュース 青汁

昼 野菜ジュース 豆乳ココア

夜 リンゴジュース

 

調整のための絶食とは言っても、何も食べないわけにはいかない。

普段から体調が整う野菜ジュースなどを飲む。

 

あとは便を出して腸内の様子を知りたいので、バナナを1本食べる。

薬はいつも通り服用。

 

お腹が空いたが、ここは少し我慢。今日が1番お腹が空くのは体験的に知っている。

どうしてもダメそうならバナナを食べる予定。

 

便の様子や体調

朝ごはん後、散歩に出かける。

家でずっと静かにしていると、腸が刺激されないので排便が起こりにくい。

コロナで不要不急の外出は自粛するように言われているが、散歩は問題ないと言われているので、気晴らしも兼ねて40~50分ほど散歩をしてくる。

 

帰宅後、少ししてから排便があった。

状態:固形。細めでややバラついている。量的には普段よりやや少ない。臭いは強くない。

 

自分が思っているよりは体調は悪くないかもしれない。

今日の排便は1回のみ。

お腹の好き具合から考えて、もう腸内に内容物は無いだろう。

 

体調自体は良好。お腹は空くものの、痛みや違和感は無い。

寧ろ無駄なエネルギーが消費されている感じがするので、いつもより好調。

まぁデトックスしているからな。

 

今後の方針

思ったよりも、体調が悪くないかもしれない。

明日の排便の様子を見て、夕飯あたりからは消化に良いものを少量摂取しても良いかも。

まだ様子見。

 

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【潰瘍性大腸炎】お腹の調子が悪いので、調整に入る 1日目【調整】

お腹の調子が良くない

近頃、お腹の調子がよろしくない。

なんでかは分からないが良くない。

 

昨年はこの時期に大崩ししたので、この時期はストレスとかで崩れやすいのかもしれない。

原因の考察も大切だが、現状に目を向けて、

お腹の調子を整える必要がある。

 

現状

  • お腹に圧迫感がある。
  • 便が柔らかい。下痢に近い。
  • 1日に複数回出ることもある。
  • 痛みは無いが、胃の下(横行結腸?)あたりに違和感がある。
  • 時折、おならが出るし臭い。
  • 血便は無いが、便の色が黒っぽい。

大腸の調子が良くないのは明らか。

おならが出る上に臭いということは、腸内環境が整っていない可能性が高い。

 

方針

12月にも似たような状況になった。

その時の経験から行くと、腸を休ませる必要があり、

そのためには、食事をしないのが一番良いような気がする。

 

前回は食事を摂らないことである程度、調子を戻すことができたので、

今回も同じように実施していく。

 

具体策

何も食べないと流石に栄養が摂れないので、

ひとまず朝はバナナを食べる。それ以外は固形物は控える。

後は野菜ジュースなど、水分を摂取する。

 

前回もこれで回復したので、ひとまずこれで様子を見る。

納豆を食べてるとお腹が整うような気がするが、

本当に食べてもも良いのかが分からないので、回復してきたら実験してみる。

 

因みに野菜ジュースは「1日分の野菜」。

美味しいから、みんな飲もう

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【臨時休校】休校になった学校で教員は何をしていたのか教える【コロナショック】

臨時休校までの経緯

コロナショックで臨時休校になったが、現場の雰囲気はこんな感じだった。
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基本的にホワイトな環境

臨時休校になってからと言えば、圧倒的にホワイト環境になった

 

次の日がやれるから大丈夫だろうという空気と、

実際にそれができる時間が与えられたので、急いで仕事をすることが少なくなった

 

うちの学校の面白いところは、

かなり仕事熱心なわりに、みんな休みたがるところだ

普段であれば夜の8時、9時まで平気で多くの人がいる環境だが、

こういう時には時差出勤をしたり、年休をちゃんと使い切ろうとガンガン休んだりする。

 

今考えると理由が分かるのだが、うちの学校は大規模校なので

職員にしろ学年だけにしろ、全員が集まるのは結構難しかった。

 

そのため普段も打ち合わせをする時も「○曜日にしよう」とか、

時間設定をする文化が根付いていた。

逆に言えば、それ以外の時間はフリーだよというのが暗黙の了解であった。

 

勿論、そうじゃない打ち合わせとかの場合もあるのだが、

基本的に「自分に関わる会議設定がされていなければ、完全フリー」という考えがあったので、

休むことに関してかなり寛容な雰囲気であった

 

因みに職員同士の仲が良かったので、

昼休憩にはバスケやサッカー、野球などで遊んでいた

ベテランの女性とかもノックを受けて楽しんでいるんだぜ。サイコーの職場だろ?

 

3月の業務

最近、「臨時休校になって教員は暇になったんだから、給料下げろ!」などという

荒唐無稽なクレームが来ているなんて話も聞いたが、

授業が無くなったくらいで教員は暇にならない

 

特に3月、4月というのは激務ともいうべき月であり、

なんなら3月は授業が無いくらいでちょうどよかった

 

特に吉野は6年生の担任だったので、やるべきことは山積みであった。

ざっと思い出してみても、こんな感じ。

 

【成績関係】

  • 通知表の所見(通常、総合、道徳、外国語)の作成
  • 通知表の成績を作成
  • 3学期出欠席の確認・通知表への記載
  • 通知表の印刷→完成
  • 要録の所見・成績の作成
  • 要録の行動記録などの項目の記載→完成

【卒業関係】

  • 卒業式の実施方法の検討
  • 台本の作り直し
  • 関係者で台本の打ち合わせ
  • 新しい台本を関係児童に連絡
  • 児童への指導事項の検討
  • 予行練習

【引継ぎ関係】

  • 中学の先生への引継ぎ、打ち合わせ
  • 後日、クラス分けの確認
  • 中学受験組の抄本や保険書類の作成
  • 送付手続き
  • (他学年は学級編成)

【校務関係】

  • 校内研究紀要のページ作成
  • 紀要のチェック
  • 他校への送付手続き
  • 行事の引継ぎ事項、実施案の作成
  • 年間授業計画の作成
  • 教室の清掃
  • 親睦会の会計管理
  • (異動の準備)

 

これは思い出した分をざーっと書いただけで、まだまだあるし、

「卒業式の実施方法の検討」とかは、今年度は何回も変更になったので、

かなり細かく行った。

担当者が一番大変だっただろうに。

 

平時は授業があり、1日の8、9割の業務時間がそこに割かれる上で

先程の業務をこなすのだから、そりゃー時間は足りない。残業必至。

 

6年生だから特に忙しいというのは明らかにあったが、

別段、授業が無いからと言って暇ではない

 

そういえば家で見ていられない児童の預かりもあったが、

職員の数が多いので、殆どシフトは回ってこなかった。

 

また預かり条件を厳しくしたため、児童は20人程度になったので、

そんなに負担は無かった。

 

Twitterなどで見ていると、

「預かるのは低学年児童だから、低学年の担任が面倒を見ろ」

という学校もあったそうだが、

なんでわざわざ自分たちの首を絞めるのか分からない

お前、それ低学年の担任になったら言えるの?

 

因みにうちの学校では、打ち合わせで低学年の先生が

「低学年の担任で回しますか?」と恐る恐る聞いていたところ、

「何言ってんだ?全員で回すに決まっているだろ」という感じだった。

 

やれない仕事 やりたい仕事

3月はホワイト環境であったが、この頃常々言われていてたのが、

「この期間を少しでも4月に持っていきたい」 

ということだ。

 

新学期は基本的に4月6日からスタートする。

そのため今年のカレンダーで行くと、

準備期間は4月の1,2,3日のわずか3日である。 

 

3日しかない年は往々にしてあるのだが、

だから慣れているだろうとか大変ではないという話ではない

3日間だと、いつも激動である。

 

なんか打ち合わせとか決めることが多すぎて、

「え、あの打ち合わせ今日やったんだっけ?昨日じゃなかった?」とか

認知にバグを起こすくらい目まぐるしい状況になる

なので可能な限り、4月の仕事を前倒しでやりたいが、そうもいかない。

 

理由の1つ目が新年度の学年が分からないことだ。

来年度の人事は今年度の業務が終わった時に発表される。まぁ3月25日あたりだ。

新年度の学年が分からなければ準備のしようが無い。

 

そのまま持ち上がりが確定している学校とかは準備ができるかもしれないが、

最近は1年ごとにクラス替えをする学校も多いので、概ね準備はできない。

 

今年に関しては、稀に人事を早めに発表して準備をさせる管理職もいたようだが、

あまり効果は上がらないような気がする。

 

それが理由の2つ目なのだが、異動者の存在である。

新年度で一番重要な仕事はどのクラスを担任するかだ。

理由1にも通じるが、結局自分がどのクラスを持つか分からなければ、

仕事は進まないのが現状である。

 

それに対して、異動者は4月1日から来る。

一部の業務はある程度できるとしても、

殆どの業務は異動者が来るまでストップせざる得ない。

 

毎年、学年の発表が決まった時点で

  • 名簿の作成
  • 名前シール作り
  • 学年だよりの作成

くらいはやっていたが、それ以外は実際進められない。

なので4月が忙しいことは分かっていても、

人事の関係で仕事の前倒しができないのだ。

 

そして新天地へ

吉野は今回異動だったので、3月中に異動の準備を進め、

来年度の人事が発表される頃にはすぐに異動できる状態になっていたが、

普通だったら難しかったかもしれない。

 

異動先では相変わらず臨時休校であるが、

それはそれでまた大変なので、そのことは後日書くことにする。

今日はここまで。

 

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【潰瘍性大腸炎】「沼」は潰瘍性大腸炎を救う【マッスルグリル】

「沼」ってなんぞや


究極の減量食「沼」を大公開!

 

ボディービルダーのシャイニー薊さんと

格闘家のスマイル井上さんが

お料理したりや散歩したり、筋トレの紹介をしているのが

Youtubeチャンネル「マッスルグリル」である。

 

その中で紹介されているシャイニー薊さんの減量食が「沼」である。

とりあえず「沼」についての詳細は上の動画を見てほしい。

 

マッスルグリルは「安くて」「簡単に」「美味しい」料理の作り方を

紹介してくれるのが魅力のチャンネルだが、

個人的にはシャイニー薊さんのワードセンスの良さが非常に面白いので、

是非見てもらいたい。

 

潰瘍性大腸炎と「沼」の関係

 

 タイトルにもしたが、潰瘍性大腸炎と「沼」は何の関係があるのか。

 

個人的な見解であるが、

「沼」で摂取できる栄養素が潰瘍性大腸炎で必要な栄養素ではないか

と思ったのだ。

 

「沼」はボディービルダーの減量食である。

ボディビルダーの食事で欠かせないのが、

カロリーや栄養素のコントロールである。

 

「沼」の特徴は以下のようなものだ。

  • エネルギーがしっかり摂れる
  • 炭水化物とタンパク質も摂れる
  • 低脂質(というか脂質は無い)
  • 水分量が多く、食べ応えがある
  • カロリーコントロールが簡単

 

潰瘍性大腸炎の人の食事がこんな感じ。

  • 消化しやすく、高エネルギー・高たんぱく・低脂肪・低残渣(低食物繊維)の食事が基本。
  • 卵、大豆製品、脂肪の少ない肉類(鶏肉など)、魚類など、、高たんぱくの食べ物は積極的に。
  • 脂肪の多い食品や揚げ物など、油を多く使用している料理は控えめに。
  • 不溶性食物繊維、香辛料などの刺激物、コーヒー、アルコール類、炭酸飲料、冷えた飲料は控える。

 

ほら、そのまんま潰瘍性大腸炎の食事に当てはまる。

「沼」は潰瘍性大腸炎向きの食事だ。

 

食物繊維のカゲ

「沼」が本当に良いところ尽くしかというと、少し怪しい部分が見える。

オクラや乾燥ワカメの存在だ

 

 潰瘍性大腸炎の基本的な食事では、

低残渣、つまり食物繊維はあまり摂らない方が良いと言われている。

 

が、医者の中でも

腸管に刺激を与えるので

食物繊維は摂るべきではないという人もいれば、

腸内環境が整わなければ治らないのだから、

食物繊維も摂るべきだという人もいて、

どう扱ったらいいか分からないのが正直なところである。

 

個人的には活動期には少し控えつつ、

寛解期は積極的に摂って整えるのが良いのではと考えている。 

 

じゃあ「沼」は活動期には食べない方が良いのかと言えば、

大体ドロドロになっているから問題ないような気がする。

実際に作ってみたら、オクラとか割と溶けてた

元は繊維質があるかもしんないけど、大体無くなっちゃうから

 

作っていくぅ

ということで、実際に作ってみた。

動画は10合炊きだったが、我が家には5合炊きしかないので、

少し量を減らしめにしてみる。

 

  1. 白米180gを炊飯器に入れる。
  2. 干しシイタケを適当に入れる
  3. 乾燥ワカメを適当に入れる
  4. オクラを5,6本入れる。
  5. 塩を適当に振る。
  6. カレー粉を大さじ1,2杯入れる。
  7. 水を1・5L弱くらい入れる。
  8. 鶏むね肉300g弱(皮をとっておく)をそのまま入れる。
  9. 炊飯(夜7時くらい)
  10. 炊き上がったら保温(朝まで)

 

調理自体は本当に簡単。調理と言えるのかとも思えた

一番大変な行程は、鶏むね肉の皮を取るところかな

初めて作ったけど、3分くらいでできた。

 

出来上がりが、こんな感じ。

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うーん、予想通り見た目は良くない!

まぁ「沼」なんて名前だから、想定通り!

 

食べていくぅ

炊飯器を開けると形が残ったものもあったが、少しかき混ぜたら殆ど消えた

シャイニーさんが「鶏肉とかドロドロになっちゃうから」と言っていたが、マジだ

 

そして皿に盛る時に分かったが、質量がすごい

水分量がやや少なかったのか、粘度が割と高かった。

 

それでは実際に食べてみる。

 

粘度が高いので、食べた時の食べ応えは確かにある。

多分実際に摂取しているエネルギーに対して食べ応えが大きい

 

味は割と美味しい。

カレーの混ざり具合が甘かったのか、味に少し偏りがでた。

水を入れた時に少し混ぜると良かったかもしれない。

 

そして食べた瞬間に分かった。

「あ、これはお腹に優しいやつだ」

 

食べると分かるんだけど、おかゆベースになっているので

するんと食べることができる。でも食べ応えがある。

他にも具材は入っているが、全部ドロドロなので腸管への負担が少ないのが

直感的に分かる。

 

でも味がしっかり付いてるので食べた満足感は大きい。

1回目はこんな味かーとも思ったが、

2回目は食べ慣れたからこその美味しさが出てきたので、

何回か食べると美味しさが増すかもしれない

 

あれ?これは神の料理では? 

 

感想と振り返り

この後のお腹の調子を確かめないと実際のところは分からないが、

直感的にはお腹に優しい美味しい料理だと分かった。

 

動画を見様見真似で作ったので量が適当過ぎたが、

それでもそこそこ美味しいものができた。

お腹の調子に合わせて具材や味付けを変えると良いかもしれない。

 

「沼」についてはこんなインタビューがあった。

www.tv-tokyo.co.jp

──そして食事といえば、"究極の減量食"として紹介し、100万再生超えした「沼」ですが...

シャイニー薊:あはは(笑)僕は以前仕事で病院食を作っていたんですけど、「沼」はそこからヒントを得た料理なんです。病院食って糖尿病の人がいるからカロリーを制限しないといけないけれど、食べ応えも求められている料理なので、それがダイエットにも向いているんですよ。

 

「沼」は元々、病院食をヒントに作られていた。

だから潰瘍性大腸炎の人にも適したわけだ。なるほど。

 

あとマッスルグリルの動画を見ていて分かったが、

ボディビルの食事管理と潰瘍性大腸炎の食事管理は結構似ている

なので、ボディビルの人向けの食事を調べると

意外な知見が得られるかもしれない。

 

みんなも「沼」を作って、お腹の調子を整えよう!

 

おまけ

みんなもマッスルグリルを応援しよう!


【沼】冬の沼!究極のダイエット食!5合炊き版!

 


【マグマ】究極の減量食第二弾!!

 

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【エクセル】ジェンダーレスな世の中だけど、男女別名簿は作りたい【教育】

名簿を作ろう

最近、うちの自治体でも男女混合名簿になった。

世の中の潮流からすると、ようやく感があるけど、まぁなった。

 

吉野と言えば、ジェンダーに疎いのでこんな始末。

 

混合名簿は構わないが、

保健関係とか赤白振り分けとかの関係もあるので、男女別の名簿も欲しい

 

なので今回は、

混合名簿に男女の属性をつけておくだけで男女別名簿が作れるようにする。

 

サンプル名簿

今回のサンプル名簿はこんな感じ。

f:id:tohruyoshino:20200321170328p:plain

 

左に番号があって、なんか名前が並んでいて、それから男女が振られている。

名前のところは、普通五十音順なんだろうけど、

今回は思いついた順番に並べているので、そこはご容赦を。

 

新しいナンバリングをする

とりあえず思いついた順でやってみる。

今は男女混合なので、各自に通し番号が付いているが

これに「男の1番」「女の1番」みたいな感じの番号が付けばいいはず

 

ということで、番号をつけてみた。

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COUNTIF関数は「範囲内で検索条件に合うものを数える」という関数。

 

フランキーの行の場合、「=COUNTIF($C$2:C9,C9)」だが、

「C2からC9までの中でC9(男)を数えて」という命令になるので、

フランキーまでの「男」を数えてくれる

 

画像だと見えないが、フランキーは6番目になっているので

フランキーより前には5人の男がいる。

 

$C$2を固定しておくことで、オートフィルをかけた時も

一番上から自分までという範囲設定ができる

 

コニスの場合はこんな感じ

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男女とナンバリングをくっつける

男女別のナンバリングができたが、これをそのまま参照すると

「1番」が2人になっていまう。

なので「男1」「女1」と区別をする

 

これは結構簡単でこんな感じにする。

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ウソップの部分の場合、「=C5&D5」とすると、

「男(C5)」と「3(D5)」がくっついた「男3」という文字列が出せる。

文字列を足すには基本的に「&」でつないであげてばいい

 

応用編

今回はD列とE列で分けて、新しいナンバリングをしたが、

1回でもE列のような表示はできる

 

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D列にはもともとCOUNTIF関数が入っているので、

「=C6&D6」のD6の部分にCOUNTIF関数を代入する感じ

 

折角なので、こちらのスマートな方を残して次へ行く。

(以降、D列とE列を削除するので、F列がD列に来ます。)

 

伝家の宝刀「vlookup」封じ

ここまで行けば後はvlookup関数で行けると思いきや、

検索したい文字列は検索値の左側にあるので、vlookupが使えない

 

vlookupは範囲の一番左の列からを参照するので、

この場合「ルフィ」と入力して「男1」を自動で出るシステムになってしまう。それは逆やん。

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打開案1:「男1」を名前の左へ持ってくる

要は「男1」とかの列が名前の左にあればいいので、

そもそも名前の左に「男1」列を作る

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ハイ。簡単。後はVlookup関数で行ける。

 

そもそも名簿エクセルって毎年コピペして使うケースが多いので、

性別列の右に入れておくと、コピペで消される恐れがあるんだよね

そういう意味でも、こちらの方法はとても分かりやすく、合理的。

 

打開案2:Match関数とIndex関数を組み合わせる

Match関数とIndex関数を組み合わせると、

Vlookup関数と同じ働きをすることができる。

しかも検索列がどこでも良いというVlookup関数の上位互換とも言える。

 

具体的には「=INDEX(検索範囲,MATCH(検索範囲,検索値))」という入れ子構造になる。

分かりにくいので、少し細かく解説していく。

 

まずINDEX関数は「=INDEX(検索範囲 , 番号)」という形になっており

検索範囲の中で上から何番目の文字列を教えて」という関数だ。

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F2には、F3に示されたような関数が入っている。

「=INDEX(C2:C21,3)」なので、

「C2からC21の範囲で、上から3番目を教えて」という形になる。

上から3番目はナミなので、ナミが表示される。

 

後は「ナミ」は「女1」なので、

「”女1”は3番目だよ」と数字を教えてくれる関数が必要になる。

それがMatch関数

 

Match関数は「=MATCH(検索値 , 検索範囲)」という形になっており、

「検索値は、検索範囲の何番目だよ」と教えてくれる

 

なので「=MATCH(E4,B2:B21,0)」と入れると、

「E4の文字列は、B2からB21の中で3番目にあるよ」と返してくれる。

表示上は「3」とだけ出てくる。

 

因みにMatch関数の最後の「0」は、

検索文字列が元の文字列と完全に一致しているかの判定をする。

まぁ0で良いんじゃないかな。

 

組み合わせると、こんな感じ。

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F2のルフィの中にはF3のような関数が入っている。

実際には、こんな感じ。「=INDEX(C2:C21,MATCH(E2,B2:B21,0))

 

具体的に見ていくと、

【E2(男1)はB2からB21の中で1番目で】、

 C2からC21で【1番目】は”ルフィ”だよ」となっている。

 

とりあえず、「男1」から「ルフィ」などを引っ張ってくる方法はできた。

 

男女別名簿を格好良く作る

じゃあ実際に名簿を作ってみる。

こんな感じで「男1」と書いて名簿だと楽だが、ちょっとカッコ悪い

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できれば、こんな感じで番号だけで行きたい。

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とりあえず分かりやすいから、Vlookup関数で行ってみるか。

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Vlookup関数らしい感じで設定したが、

検索したセルの”G2”には「1」しか入っていないから正しく表示ができない

 

これを何とか「男1」にしたい。

なので検索値を「G2」から「”男”&G2」にしてみる

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やったー!

「ルフィ」って表示された―!

 

因みに「”男”&G2」ではなく、「””」を取った「男&G2」ではダメ

文字列は「””」でくくらないといけないというルールがあるので。

 

後は少し調整して、できあがったのがこちら。

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エラーメッセージがカッコ悪いので、IFERROR関数で消す。

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これで完成かなー。

説明にすると長いけど、割とあっさりできたね。

 

振り返り

とりあえずできたが「男1」とかの列を足さないといけないのが少し気にかかった。

もう少し工夫すれば消せるかも?

 

あと今回は男女で列が分かれているケースだけど、

連続しているケースもあるわけで1列で表示するにはどうするか検討の余地があり。

 

とりあえず今日はここまで。

【プログラミング】職場でエクセルを教えていたら、プログラミング教育のねらいが分かった【教育】

今の職場で働き始めてから、気が付いたことが、

教員はエクセルの技能がそんなに高くないということ。

 

ネットでの様子を見ていると、教員だけに限らないのかもしれないが、

とりあえず自分は周りより少しエクセルの技能に長けているらしい。

 

吉野の立場に関しては、こっちの記事の方が少し詳しいので、よかったらどうぞ。

tohruyoshino.hatenablog.com

 

 

例外値

パソコン関係、特にエクセルに関しては

ベテランになればなるほど分からないことが増えるようで、

吉野への質問が増えてくる。

 

パソコン関係の質問はなんでも優しく教えるのを信条にしているので、

質問には熱心に答えていたが、今年度は少し違うことがあった。

 

今年度、ある中年の女性教員が移動してきたのだが、

この人がまたパソコン関係がめっぽう弱い

時折、質問をされるので答えるのだが、知識が無いのでなかなか話が通じない。

正直、教えていてイラっとするのだ

 

今までもこの人くらい分からない人はいたのだが、

この人だけは教えていてイラっとするし、教えたくないなと思わせる。

 

「教えたくない人」の登場

この人のもの言いとかいろいろな理由はあるのだが、

一番イラっとした原因は、この人は学ぶ姿勢が無いのだ

情報リテラシーが0のまま、何も変化が無い

 

振り返ってみると、うちの学校はベテランが多いが学ぶ意欲が高い人も多い

こちらが丁寧に説明をすると、それを理解しようと努める人が多いのだ。

 

そういう姿勢のおかげというか

職場全体として、エクセルを扱える人は多いし、扱おうとする雰囲気も見られる

他の人が作った便利なシステムとか、みんな積極的に使おうとする。

 

勿論、関数がそんなに使えるようになるわけでもないし、

質問に答えても理解しきれなくて、後日同じ質問をしてくる時もあるが、

なんとか理解しようとする頑張りが見られる

 

先程の中年女性はその態度が無いので、イラっとしたようだ。

 

質問の変化から見えてきたもの

イラっとしたのは、質問する態度の問題であったが、

じゃあ他の人は意欲があるから、全体的なパソコンの技能が上がっているかと言えばそうでもない

同じところで躓く人は多いし、自分関数を使ってシステムを組める人は殆どいない。

 

ただ数年間質問を受けてきて、最近は質問の内容が変化してきたのだ。

 

以前までは

「全く分からないから、やってくれないか」

「このエクセルが壊れちゃった」

というヘルプがよく来ていたが、

 

最近は

「こういうことがやりたいんだけど、作り方が分からない…」

「多分、この辺が壊れている感じがする…」

という質問が増えてきている。

 

つまりエクセルのできること(できそうなこと)を理解した上で、

自分はその技能が足りないので助けてほしいという感じになってきた

 

ここで思ったのが、「あ、プログラミング教育で身に着けたい力ってこれか」ということ

 

プログラミング教育のねらい

今うちの職場の人は、エクセルでできることを知り、

「こういうシステムが組めそう」とか

「多分こうしたらいい」とか

「この部分が怪しい」という『思考』ができるようになってきた。

ただしそれを実現させる『技能』が足りないのだ。

 

エクセルへの理解が進んだ分、エクセル的思考力が伸びたとでも言おうか

あるいは要件定義(?)ができるようになったというのかな。

 

プログラミング教育も

プログラマーを育てるわけではなく、プログラミング的思考力を育む」と言われている。

 

細かい思考力の定義の違いはあれど、うちの職場の人のように、

できることと、できないことを正しく理解し、

どのようなことができるか考えて扱うことができるという点が

根本的なねらいとして同じなのではないか。

細かいプログラムを書くのはさらに詳しい人がやればいい。

 

じゃあうちの職場の人は、どうしてそういう思考に変化したのだろうか。

それはまた今度考えることにする。